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中小企業支援ナビゲーターのティー・エー・リンクです。

弊社は数字にアレルギーを感じてしまう事業者様に代わり、決算書を詳細に解析、お客様と共に理にかなった段階的な事業計画を打ち立てていきました。これまで数々の経営課題を解決してきた実績を持ちます。

今回は、実際に弊社へご相談していただいた「ザ・プラント株式会社」代表者様のお声と共に、弊社の経営課題への向き合い方についてお届けします。

ご依頼に至った課題感から、今後の展望までをお伺いしてまいりました。 本コラムよりご自身の経営を盤石にさせるヒントを見つけていただければ幸いに思います。

財務の不明点を包括的にサポート、相談してくれる方を探していた

ご依頼の経緯を紹介する前に、今回のクライアントの概要をご紹介いたします。

大きく、業種を「コンピューター ソフトウェア」(システム開発・運営)に分類できるザ・プラント株式会社の特徴は、グローバル人材で組織が構成されていることです。

自社で開発した独自のプラットフォームを用いた多言語対応のオンラインストア展開を皮切りに、コンテンツマネジメントシステム、イントラネット、CRMを含むITソリューション提供など。

国を跨いた人材が集まるITのプロフェッショナル集団だからこそ実現し得る活躍の数々を並べあげればキリがありません。

しかし、業務内容と経営課題は全くの別問題。

代表の「Anatole Varin(アナトール・ヴァリン)」さんにお持ちよせしていただいたお悩みも、財務計画の不透明さに不安を感じていることが原因でした。

――お付き合いのあった会計事務所が多忙そうで、気軽に質問を投げかけにくいことに不安を感じていました。

経営者にとって財務へのジレンマは、経営計画に根拠ある指標を立てるために必要であることを頭でこそ理解できているものの……通常業務で忙しいなか、実際に経営に反映させられるまでの理解を深める時間を確保できないことにあります。

さらに、一口に財務と言えど項目も多岐に渡ります。ひとつの疑問でつまづくと、新たな疑問でさらに混乱しやすくなる特徴を持っていることも財務へのアレルギーを助長させる一因です。

事実、弊社が「MAS監査(マネージメント・アドバイザリー・サービス)」として携わらせていただいたキッカケも、

――会社のお金に関し局所的でなく包括的なアドバイザーを用意する必要を感じた。

とのことでした。

会社のお金に関し「あらゆる不透明を明瞭にしたい」想いを発端としていたのです。

当時抱かれていた課題を、具体例を交えつつ順番にご紹介していきます。

財務の課題がそもそも「分からない」? 経営計画を立てられないことに危機感

財務コンサルティング 経営計画

元々「MAS監査」(経営計画支援実行サポート)をご依頼された背景としては、

・なかなか会社のお金の動きが見えてこない

・経営計画の作成と実行をしっかりサポートしてほしい

といったご要望がございました。

加えて、財務の管理を急務に感じた背景には、所得税・消費税の増税もあったそう。

――取引していた大手企業の売上が、予測していたよりも大幅に目標値を超えて達成してしまい、驚くほど税金が上がってしまったのです。

予測をはるか上回る売上に、かえって資金が減ってしまうイレギュラーに「管理の重要性」を迫られた。と、代表は当時を振り返ります。

――税金のほか、CF(キャッシュフロー)の計画も不十分でした。当時は、経営目標もなんとなく立てていましたし、1年計画(単年度計画)はもちろん。計画を細かなスパンで立てられる状況になかったと思います。

数字に裏づけられた明確な指標を持てなかった要因を掘り下げていくと、「税金」そのものに関しての疑問にも突き当たりました。

――そもそも、税金の動きを正確に確認・把握することは事業開始当初より困難に感じていました。税金をいつ支払うのか、それでいて、いつどれくらいお金が会社に残っているのか。会社を前進させるためにも、どこから手をつけて良いか分からない問題を早期対処する必要がありました。

経営指標や事業計画を全く立てていない経営者などおりませんが、「なんとなく」で事業指針を立てられる経営者の方も珍しくない理由は先述の通りです。

また、財務は経営者に求められるスキルですが、適切な相談相手が見つからないことにも解決の難しさがありました。

次に、弊社の仕事が財務にどうアプローチしていくのか、施作と共に改善された点をご紹介していきます。

お金を見れば会社が見える、客観的な目線で財務状況を把握すれば進路も明るい

財務コンサルティング 経営計画

――税金への疑問が解消されたことはもちろん。今は、アドバイスを参考に1年の経営計画を立て、計画を達成するために月単位で売上と利益を一緒に振り返ることができています。

弊社の仕事のひとつは、年単位で立てた目標から逆算、月単位での売上・利益、経費、商品別の売り上げ等を、達成率・前期同月・前期比で細かく確認していくことにあります。

達成と未達成の変化をチェックし原因を探ることで、毎回の経営の振り返りを共に行い、

企業の目標達成へ少しでも近づけるようにします。

――売上も、依頼する前は「全体的に良い」と大雑把な見方にとどまっていましたが……取引企業ごとに細かな分析をしてくれるため、状況の急変化に理解が追いつかなくなる状況に陥る機会もなくなりました。

売上の急拡大(縮小)は資金計画の急な変更だけでなく、経営者に大きなストレスと不安としても襲いかります。原因が追求できない混乱状態のなかで、誤った舵取りを強いられてしまう経営者も後を断ちません。

ほかにも、たとえば「赤字」ひとつ例にとったとして、計画的に行った結果の赤字であるのか、全くの想定外なのかでは、意味合いがまるで異なります。

細々した情報を整理・分析した結果を第三者にも理解され得る形に資料に落とし込んでいくことも弊社の仕事です。

時間に人材、取引先 財務に関わる数字の全ては経営に必要不可欠

財務コンサルティング 経営計画

――ティー・エー・リンクが見てくれる数字は会社のお金が携わる全てです。売上・利益、CF(キャッシュフロー)、税金などなど、 月単位でも先々を見据えた計画を立てられるのは、お金の動きを細かく把握して始めてできることです。

――お金に直接関わらないように思えるところで言えば、たとえば「採用」にも気を配ってくれます。求人をかけるにも経費が必要ですし、増員した分の人件費は採用する人数によっても変わってくるからです。とにかく、細かい数字全てに目を向けてくれる配慮に助けられています。

経営に必要な数字は金額だけに限った話ではなく、金額を細かく把握して得られる情報もひとつではありません。経営をしていくうえで出てくる数字ひとつひとつが、会社の進路を決める客観的な判断材料になります。

――ティー・エー・リンクは単純に数字だけで会社を見ているわけではなく、財務上の数字から未来を見据えつつ、同時に社内状況の話を聞いてくれたり、社員の様子も気にしてくれます。細かいフォローの数々は、弊社の経営を自分ごとのように考えてくれているからこそではないでしょうか。代表の田中さんはフレンドリーで、多角的なアドバイスを期待できたり、なんでも疑問をぶつけることもできます。

まず優先されるのはクライアントのビジョンです。そのうえで、どう弊社が併走できるか。

単純な数値からの判断では会社を理解したことにはなりません。

経営目標の達成のためには、会社の全てを把握する必要も欠かすことができないのは明白です。

財務の明瞭化からビジョンも明確に。2024年に達成したい会社の願望

財務コンサルティング 経営計画

財務に関してアドバイザーをおくことで、本業へより力が入れやすくなったそう。

事業開始からの課題を解決したザ・プラント株式会社は、今後どのような展望を抱いているのでしょうか。

――これまで以上に財務面を盤石にし、会社を成長させていきたい希望はもちろん。2024年までに「日本で一番働きたい会社にする」ビジョンも持っています。

これから弊社は、皆さんも知っている有名ブランド企業とも一緒にお仕事をする機会にも恵まれ、収益・売上もどんどん上がっていく見通しがついております。

とは言え、そのお金の運用もやはり計画的にしなければなりません。開発事業や設備への投資、働きやすい会社を目指すのであれば人材への投資も必要になってきます。

もちろん、財政面の盤石化と会社の成長、働きやすい職場作りは全て密接に関わる問題ですし、以上に掲げた展望を計画的に実行していくにも資金の有効活用が必須です。

2024年のビジョンに向けても、ティー・エー・リンクと一緒に目標と課題、資金運用を考えていくつもりです。

事業によって変わる財務のポイント、システム会社の特徴とは?

財務コンサルティング 経営計画

今回は、ザ・プラント株式会社の代表のお声とともに弊社のサービス事例をお届けしました。

最後まで読んでくださった方のため、システム会社にみられる特有の課題も補足してお伝えいたします。

ザ・プラント株式会社の代表のお話にもあった通り、キーワードは「採用」、人件費に悩まされている経営者が少なくありません。

広くは、IT分野全体に及ぶ話かもしれませんが、IT人材の確保に苦労している会社が多く散見できるのは、業界全体で人が動かない傾向にあるからです。

優秀な人材確保には給与を積む必要がありますが、いざ採用することで「採用成功報酬250万円」「給与設定年収900万円」と、人の投資にとにかくお金がかかるため、「人件費」を他業界よりもシビアに見る必要があると言えます。

報酬払いの契約も「期間で分けてお支払いする契約」と「システムを完成させて初めて報酬をお支払いする契約」の2種から選ぶことが一般的です。

いずれの契約を結ぶにせよ、契約内容の確認を怠らないことは大前提。そのうえで、完成までの間に報酬が途絶えてしまう後者の契約を結ぶのであれば、家賃含め人件費の管理を徹底して、し過ぎることはありません。

会社や業界、経営者の課題感によっても財務の問題やお悩みはさまざまです。

「とにかく財務がわからない」方こそ、ぜひティー・エー・リンクにお悩みをご相談ください。

これまで数々の経営計画作成・計画実行サポートに携わってきた経験から、お客様の財務の不安を晴らすことをお約束します。

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