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決算書で自社の分析をしてみよう — ②

経営計画 補助金申請 代行

皆様、こんにちは。

中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクの田中です。

   

今回のブログは、前回に引き続いて「決算書で自社の分析をしてみる」をテーマにお話ししようと思います。

          

前回お伝え出来なかった「経常利益」についてですね。(「純資産」については、次回にお伝えします)

     

前回は

「決算書を見るときは、『現金預金』を確認すること」

「現金預金は『固定費の3か月分』を保有できているかを1つ目安にすると良い」

そのようなお話をさせていただきました。

    

もしまだ前回のブログをご覧になられていない方は、ぜひご覧になってから今回のブログを読んでいただければと思います。

                 

さてさて、決算書を見るときの超重要ポイントの2つ目が「経常利益」というわけですが、恐らくこの部分は、着目されている経営者の方多いんじゃないかなと思います。

                

ちなみに「経常利益」は、「損益計算書」という資料の中に書かれています。

                 

利益が出ているのか、そうじゃないのか、気にしない経営者は誰一人としていないでしょうからね。

                

損益計算書を見てみると、「●●利益」と書かれた項目がいくつかあるのですが、その中でも「経常利益」という部分に着目していただきたいですね。

               

「●●利益」というのが、そのほかにどのようなものがあるのかについては、また後日改めてご紹介したいと思います。

                   

「経常利益」とは、売上から原価を引き、さらに経費を差し引いて、どれだけ利益を残すことが出来たか?ということを示しています。

           

「経常利益」がプラスであれば、【売上 > 原価+経費】となりますので、早い話「今年は経営が成り立った」と判断してよいです。

               

逆にもし「経常利益」がマイナスであれば、【売上 < 原価+経費】となりますので、「今年は経営が成り立たなかった」と判断してよいです。

             

損益計算書は1年単位で業績が良かったかどうか、経営が成り立ったかどうかを表す資料ですので、プラスであれば「今年1年は良かった」、マイナスであれば「今年1年は良くなかった」と判断してよいです。

     

付け加えるならば、前年と比較してどうか?を見てみると良いと思います。

          

経常利益がプラスであったとしても、前年の経常利益よりも額が小さかったならば、「前年と比べると良くなかった」。

                

経常利益がマイナスであったとしても、前年の経常利益マイナス額よりもマイナス金額が小さかったならば、「前年と比べれば良かった」と判断してよいでしょう。

                    

ということで、今回は「経常利益」についてお伝えしました。

    

皆様の会社の決算書を改めて見ていただいて、「経常利益」がプラスか、マイナスか、前年と比べてどうだったのかを確認してみてくださいね。

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