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5年後の目標設定は必要か?中期経営計画の重要性

経営計画の作成と進捗管理支援、補助金や助成金の申請サポートを通じて
経営者の財務のお困りごとを解決するコンサルティング会社、
株式会社ティー・エー・リンクです。

弊社は、決算書や毎月の試算表を見るのが苦手な経営者に対して、
決算書や試算表の見るべきポイントを分かりやすく解説。
いま起こっている財務・会計上の課題を的確に抽出するとともに、
経営者が描く「将来の目標」「未来のありたい姿」から逆算しながら
経営計画を一緒に作成するサポートを行っております。

以前のコラムでも未来の組織図について語らせていただきましたが、

現状の組織図も必要です。

今回のブログでは「5年後の目標設定は必要か?」をテーマにお伝えいたします。

Youtubeでも経営計画作成のコツ・補助金最新情報を解説!

【中期経営計画の必要性】経営計画はどこまで先を見るべきか? 

中期経営計画 必要性

弊社では未来の組織図を描いて欲しいと経営者の皆様にお伝えしています。

「我々は将来、どのような会社になりたいのか?」

「どのような目標を設定しているのか?」

という視点から、目標とありたい姿に即した組織図を描くことで、

「どのような教育を社員に提供すべきなのか」

「どのようなスタッフを採用する必要があるのか」

という課題が見えてくるからです。

一方で、根本的な問いとなりますが、5年後の目標設定は本当に必要なのでしょうか?

経営計画を立てる際に、経営者の皆様とお話しすると

単年度計画(1年計画)の必要性は理解されているため、

すんなり受け入れてくださいます。

しかし、弊社より5年後の計画、つまり中期計画の策定を提案させていただくと、

「そこまで先の未来を考える必要があるの?」

「別に5年後の計画はいらないのでは?」

という疑問を持たれることもあります。

結論から申し上げますと、答えは「必要」です。

弊社が提供しているMAS監査・財務コンサルティングサービスの中で、

最初にご提供するのがこの中期経営計画の策定です。

このサービスが弊社のコンサルティングメニューの最初のステップであることからも、

中期経営計画は必要であるという結論になります。

では、なぜ中期的な目標設定が必要なのでしょうか。

なぜ短期、あるいは1年計画だけでは足りないのでしょうか。

中期経営計画で企業のありたい姿を描きやるべきことを見定める

半年後や1年後といった比較的予測できる未来について考え、

「将来こうなるから、今何をしなければいけないか」

を考えることは必要です。

業界によっては様々な動きがありますが、

例えば、今右肩上がりの成長を遂げている業界を考えてみてください。

1年前や2年前と比較し、業界の成長率が5%ずつ上昇しているとしたら、

今年の自社の売上も5%増加すると仮説を立てることができます。

この予想に基づくと、1億円の売上が見込める会社ならば、

1億500万円の売上が見込めると考えられます。

その結果、営業マンを1人増やす必要があるかもしれませんし、

生産設備を増設することを考えるべきかもしれません。

中期経営計画 必要性

予測可能な未来に対して、

どのような施策を打つべきかはすぐに考えることができます。

打つべき施策が見えているのであれば、

経営計画を立てる必要がないと感じるかもしれません。

しかし、半年後や1年後よりもさらに先の3年後や5年後など、

未来の予測が難しい場面でも、

自社のありたい姿を描き出すことで、今本当に何をするべきかが見えてきます。

中期経営計画 必要性

経営計画の意義は「予測できない未来でのありたい姿」を設定することです。

「業界全体が成長しているとはいえ、私たちの会社はさらにこれを達成したい」

という想いや、経営者ご自身の夢があるはずです。

理想の姿を描き、実現するために今何をすべきかを逆算して考えることが、

経営計画の醍醐味です。

ビジョン・目標を達成するためにすべきことを落とし込んだものが中期経営計画

予測できない未来とは、3年後・5年後を指します。

例えば、既存事業にとどまらず、新規事業にチャレンジしたり、

全く違う分野での多角経営を目指したりといったこともあるかもしれません。

経営者であれば、そのような夢やビジョン、野望を持っていることでしょう。

それらの実現したいことをしっかりと目標に据え、

目標達成のために何をすべきかを考えていくのが、

経営計画、特に中期経営計画となります。

中期経営計画 必要性

中期計画を成し遂げるために

「既存事業を業界平均と共に成長させていくためにどうしたらいいか」

を考えることも大事です。

同時に、「将来こうありたいから、今何をしなければならないか」

を逆算で考えることも必要です。

これが5年後の目標を設定する価値です。

「予測が難しいからこそ、中期経営計画を立てる必要はない」

ということではないのです。

経営者であれば、目標を持ち、その目標に向かってどのように進むべきかを

従業員やお客様に示すことが必要です。

そのためにどのような道筋を進むのか、

どのようなマイルストーンを敷いていくのかを、

ぜひ経営計画を立てながら考えてみてください。

冒頭でもお伝えした通り、弊社のサービスでははじめに中長期の計画を立て、

5年後にどうなりたいかを考えた上で、単年度の月次計画を立てるやり方を行っています。

経営者には、全てを逆算して考えていただくようにしています。

経営計画の作成を実践すると、非常にワクワクして楽しいと感じることでしょう。

もし、中期経営計画を作ったことがない、

または経営計画を単年度しか作ったことがないという方は、

是非、中期経営計画を作ってみてください。

経営計画の作り方が分からないという方は、

弊社にご連絡いただければ中期計画の作成に関するアドバイスや

ご支援をさせていただきます。

今回のテーマは経営計画の重要性をお伝えしました。
株式会社ティー・エー・リンクでは、経営計画の策定とその進捗管理、
また補助金や助成金の申請サポートを通じて、
経営者が抱える財務課題の解消を目指すコンサルティングを展開しています。


決算書の解読が難しく感じる方でも、弊社と一緒に書類を読み解くことで、
経営上の問題点を明確にした上で、
未来への目標達成に向けた経営計画の策定が可能となります。

さらに弊社のYoutubeチャンネルでは、最新の補助金情報や財務の要点について詳しく解説しています。ぜひチャンネル登録をお願いいたします。

経営計画 補助金申請 代行

もちろん、経営計画作成以外の経営や財務についてのご相談も
遠慮なくお問い合わせください。
弊社とともに、経営の安定化と経営目標の達成を目指していきましょう。

今回も最後までお読みくださりありがとうございました。

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