中小企業の輝く未来を支援するナビゲーター、株式会社ティー・エー・リンクです。
新型コロナウイルスの流行のように予期せず経営環境が急変し、市場の変化も激しくなっています。
経営者は経営の安定化のためにも事前に経営の方針や計画を作成しておく事で、突然の環境変化や経営課題にも冷静に対処する事ができます。
一方で、起業したばかりの経営者や中小企業の経営者では、実行力のある経営計画の策定が難しい現状に置かれています。また、自己流で経営計画を作成したものの、今一つ経営に効果を感じていない方もいらっしゃるでしょう。
ティー・エー・リンクでは、お客様の経営の安定化と成長を支援すべく、経営コンサルティングを行っています。
今回は、弊社の経営コンサルティングの具体的な内容についてご紹介いたします。
ティー・エー・リンクの経営コンサルティングとは?
一般的に、経営コンサルタントは会社の経営課題を明らかにし、より良い経営のために戦略作りや計画づくりのサポートをします。
経営の対象は幅広く、人事、会計、法務、ITなど様々ですが、多くの経営者が課題に直面しやすく、かつ経営に直結的に大きな影響を与えるのが「財務」です。
経営戦略を立てる際に、財務は欠かせません。
会社の経理と財務は混同されがちですが、それぞれ担う役割は異なります。
経理は会計の一部であり、会社の経営上のお金の流れを明確にする役割を持っています。
経理部門がまとめる決算書は営業利益、経営に使用した経費、設備投資費など、利益と損失を最終的に表しており、会社の成績表とも言えます。
財務では、決算書をもとに経営目標を達成すべく、財務戦略や資金調達の計画を立て、予算の管理を行います。将来に向けて資金面から会社経営を考えていくのが財務の役割です。
特に、起業したばかりや起業してから数年以内の経営者では、以下のような課題に直面します。
- 直近の資金繰りが不安定で利益が出づらい
- 会計事務所から送られてくる決算書の見方がわからない
- 経営者の感覚で財務管理をしてきたが、事業も拡大し、一人では対応しきれなくなった
- 経営課題を財務観点からアドバイスして欲しいが、周りに相談できる人がいない
弊社では、経営計画の作成を通じて、御社の強みや課題を理解しつつ、財務観点からも経営課題を見直し健全な経営へと導きます。
安定な経営と事業成長に大切な経営計画づくり
ティー・エー・リンクでは、経営計画を「ありたい姿」へ到達するための経営の羅針盤であると考えています。
将来的に事業や売り上げをしっかり伸ばしたいのであれば、経営計画を定めて実行していくことが必要です。
その経営計画をどのように支援しているのか?
弊社の経営計画作成のサポートを詳しくご紹介していきます。
決算書分析
始めに決算書を分析し、財政的な課題を経営者と共に確認していきます。加えて、財務以外でもお客様が感じる課題もヒアリングさせていただき、経営計画書作成の方向付けを行います。
もし、足元の財務が心配、直近の資金繰りに不安があるようであれば単年度計画から、将来の事業継承や事業拡大にお悩みであれば中長期計画から作成していきます。
現場の強み・課題分析
経営計画の作成の方向性が決まったところで、いきなり利益や経費の計画から作り始めるわけではありません。
自社の強みや市場の分析がしっかり行われなければ、現実からかけ離れた実行できない計画書が出来上がってしまうためです。
まずは会社の経営理念を見直し、経営のありたい姿を浮き彫りにします。
併せて、自社の強みや市場の分析を行い現在の経営の状態を捉え、将来どんな事業を行っていきたいのか、会社の規模や事業がどんな姿であるべきまでかを考えていきます。
自社の現状とありたい姿を明確化することで、立てた経営計画が理想論で終わらず、「羅針盤」としての役割を発揮します。
将来に向けた経営目標の策定
初めの決算分析でもお伝えした財務上の課題も改めて見つめながら、理想の経営に近づくための経営目標や数値計画を立てていきます。
例えば、
・経営目標達成のために資金繰りの課題をどう解決するのか
・将来の事業拡大のために、いつまでに従業員何人雇っているべきなのか
・営業利益目標達成のために、顧客数はどのくらい確保できていると良いのか
といった、「いつまでに何をするべきなのか」という経営のマイルストーンを作成していきます。
長期の目標に対して、毎月のタスク、アクションプランを立てる
経営上のマイルストーン達成のために、今期にやるべき行動を定めていきます。
細かい計画づくりになりますが、既に経営上のゴールをしっかりと定めているからこそ、アクションプランも明確になります。
資金面に関しても、毎月の売り上げの立て方も会社によって様々です。
売り上げの時期に波がある場合は、いつまでにどの程度の資金があれば安定的に経営ができるのかを定めていきます。
以上のように、将来の目指すべきゴール地点を定め、理想から逆算して一つ一つの目標とやるべきことを定めていくことが経営計画となります。
中小企業経営者や起業家の中には、どんぶり勘定のままで経営を進めていらっしゃる方も多いでしょう。
また、利益予測の数値計画だけを立ててしまい、肝心の会社のビジョンや理想像を描かないままに計画づくりを終えてしまう経営者もいらっしゃいます。
ティー・エー・リンクでは、経営理念などの定性的な経営目標と財務観点からの数値計画を合わせた経営計画の作成支援をすることで、「なんとなく」のどんぶり勘定の経営から、しっかりと成長し安定した経営へ変えていきます。
経営計画作成後の実行もしっかりサポート
計画を作成後、実行しなければ目標の達成はできません。
経営者の中には、経営計画を作成することに一生懸命になりすぎて、実行の部分がおざなりになってしまう方も見受けらます。
経営計画は実行してこそ真の価値を発揮すると考えるからこそ、作成支援に止まらず実行までサポートいたします。
経営者と共に、毎月1回、立てた経営計画と実際の成果を一緒にチェックしていきます。
例えば、計画通りに実行したけれども、売り上げに結びつかなかった場合、見積もりが甘かったのか、それとも別の原因があるのかなどを振り返ります。
毎月のチェックが入ることによって、経営計画のPDCAサイクルをしっかり回す環境が出来上がり、経営改善につなげます。
ティ・エー・リンクでは、既に作成している経営計画の策定し直しなども行っています。
アドバイスを受け作成し直すことで、見返しやすく実行しやすい計画となります。
また、弊社田中は小売業や建設業など様々な業界の経営計画作成サポートをさせていただきました。
他の業界での経営改善や財務のアドバイスも可能です。
自己流の作成方法に不安を感じる方もお気軽にご連絡ください。