経営計画の作成と進捗管理支援、補助金や助成金の申請サポートを通じて経営者の財務のお困りごとを解決するコンサルティング会社、株式会社ティー・エー・リンクです。
弊社は、決算書や毎月の試算表を見るのが苦手な経営者に対して、決算書や試算表の見るべきポイントを分かりやすく解説することを得意としております。
いま起こっている財務・会計上の課題を的確に抽出するとともに、経営者が描く「将来の目標」「未来のありたい姿」から逆算しながら経営計画を一緒に作成するサポートを行っております。
本日は、活動の”振り返り”をする際に有効なフレームワーク【YWT】の使い方について説明します。
・計画を立てたけれど、振り返りをしていなかった。
・振り返りをもとに新たな計画を立てたい。
そんな事業者の皆様は必見の内容です。
フレームワーク【YWT】をお役立ていただければと思います。
目次
本コラムは動画でも解説中!ぜひご覧ください。
分析フレームワーク【YWT】概要
YWTは、振り返りに効果的なフレームワークで、YWTの頭文字から始まるアクションを表しています。
Yは、「やったこと」。
Wは、「わかったこと」。
Tは、「次にやること」です。
このYWTを起点に振り返りを行い、事業の成果向上につなげていくフレームワークです。
【YWT】使い方
Y:やったこと
やったことには、今後に生かすために以下の内容を書きます。
・努力したこと
・工夫したこと
・発見したこと
・良かったこと
・具体的な課題
これにより、事実ベースの振り返りが可能です。
わかったこと
ここでは、やったことに基づき以下を書き出します。
・気付いたこと
・考えたこと
を書き出します。
事実は既にやったことに書かれているため、ここでは事実は書きません。
次にやること
やったことやわかったことを踏まえて、以下を書き出します。
・継続をしていく点
・改善する点を明確にする
を具体的に書き出します。
次にやることが具体的でないと、次のアクションが不明確になります。
例えば、「1週間に1回YWTの振り返りをする」と決めた場合、次にやることに書いたことを、1週間後にやったことの振り返りに活かします。
このように、次にやることには具体的なアクションを書くことが重要です。
振り返りを通じて、計画に対する現在地を把握できます。
年初に、1年間の行動を明確にした経営計画を立てると思います。
計画に対して、
・毎月どのようなアクションを実施するか
・毎週どのようなアクションを実施するか
を検討するでしょう。
そして、計画に対する実績をYWTのフレームワークで確認してみてください。
予実管理の中で非常に有効なツールになります。
YWTのフレームワークは使いやすいものです。
ぜひ活用していただくことをお勧めします。
今回は、振り返りに効果的なフレームワーク【YWT】をご紹介しました。
このフレームワークを使い、計画の振り返りや新たな計画の立て直しを行うことで、より具体的な経営目標に向けて進むことができます。
ティー・エー・リンクでは、中小企業の経営者様向けに、経営計画の作成をサポートしています。
決算書や試算表を元にした経営判断にお悩みの方も、私たちがお手伝い致します。
さらに、弊社のYoutubeチャンネルでは、補助金の最新情報や財務に関するポイントを分かりやすく解説しています。
是非会社経営の参考にしていただければと思います。
経営における様々な課題やお悩みに対し、私たちがお手伝いできることがありましたら、ぜひお気軽にティー・エー・リンクまでお問い合わせください。