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自社の未来を描く!経営計画が生む意識と行動の変革

経営計画の作成と進捗管理支援、補助金や助成金の申請サポートを通じて経営者の財務のお困りごとを解決するコンサルティング会社、株式会社ティー・エー・リンクです。

弊社は、財務・会計上の課題を的確に分かりやすく抽出し、「課題解決の方法」と「経営者が描く【将来の目標】【未来のありたい姿】を実現させるための戦略・戦術」を経営計画の作成を通じてサポートを行っております。

いま起こっている財務・会計上の課題を的確に抽出するとともに、経営者が描く「将来の目標」「未来のありたい姿」から逆算しながら経営計画を一緒に作成するサポートを行っております。

今回のテーマは、『なぜ会社は経営計画を立てなければならないのか?』というテーマを深堀していきます。 

金融機関や株主など、外部の方から言われて経営計画を作成するという経営者の方も多いのではないでしょうか。

会社や経営者にとって、経営計画を立てることは何を意味するのか。 

経営者として会社を運営していく上で非常に重要なテーマとなっていますので、参考にしていただけましたら幸いです。

 

目次

本コラムは動画でも解説中!ぜひご覧ください。

なぜ経営計画を立てなければならないのか

経営計画を策定されている経営者の中には、「金融機関から作成を求められたために仕方なく作っている」という方もいらっしゃるかもしれません。

また、所有と経営が分離している企業の社長、すなわちオーナー経営者ではない方の場合、株主からの要請により、毎年経営計画を作成しているというケースもあるかと思います。

このように、外部からの要請によって作られる経営計画は、弊社のこれまでの経験上、どうしても“体裁を整えた計画”になりがちです。

実現可能性の高い内容になりにくく、金融機関や株主の評価を意識した、いわば“見せるための計画”になってしまう傾向があります。

その結果、自社の実情に即した、本当に意味のある経営計画にはなりづらいという印象を持っています。

 

T-A.Linkが考える「経営計画の意義」

経営計画の意義として、よく挙げられるのは、「目標を明確にすることで社員のモチベーションが高まり、関係者とも目標を共有しやすくなる」といった点です。

このように捉えて、経営計画を立てている方も多いのではないでしょうか。

もちろん、これも間違いではありません。

しかし、弊社が考える経営計画を立てる本当の意義、なぜ今それが必要なのかという点について、改めてお伝えしたいと思います。

弊社では、経営計画とは「現在の意識や行動を変えるために立てるもの」だと考えています。

そして、そのような意識のもとで経営計画の策定をお勧めしています。

ここで、ある先輩経営者から教わった考え方をご紹介します。

今という現在は、何の影響を受けて存在しているのか——これは時間軸に関する話ですが、一般的には「過去の体験が積み重なって今がある」と捉えられています。

これは一つの正しい見方ですが、それだけではありません。

実は「未来から影響を受けて、今がある」という考え方も成り立つのです。

たとえば、キャッチボールをしている高校生を例にしてみましょう。

ただ何となくキャッチボールをしている場合と、「甲子園に出場したい」と明確な目標を持ってキャッチボールをしている場合とでは、その質はまったく異なります。

特に目標のない高校生が行うキャッチボールでは、フォームや球筋、投球の質などはあまり意識されません。

ただ楽しく投げ合っているだけかもしれません。

それ自体が悪いわけではありませんが、「甲子園に出たい」「プロ野球選手になりたい」という夢を持っている高校生が行うキャッチボールは、フォームを意識し、球速を高めるためのトレーニングを重ね、球の質を研究しながら投げるはずです。

つまり、未来のありたい姿があることで、今この瞬間の行動の質が変わるのです。

これは、企業経営にも同じことが言えます。

経営者の皆様が、3年後、5年後、10年後、あるいは20年後に「どのような会社にしたいのか」「どのような経営者でありたいのか」「どのような自分自身でありたいのか」を真剣に考えたとき、今やるべきことが明確になります。

さらに言えば、「やらなくてもよいこと」も見えてくるかもしれません。

このように、未来のありたい姿を明確に描いた上で、そこに向かうために「今何をすべきか」を考えること——これこそが、弊社が考える経営計画の意義です。

そして、未来に近づくための道筋を具体的に定め、「こうすれば将来の理想像に近づける」「この手順を踏めば、描いた未来にたどり着ける」と計画的に進めていく。

これが経営計画の本質だと捉えています。

もし今、「現状を変えたい」「日々の行動を変えていきたい」と感じている経営者の方がいらっしゃれば、まずは将来のありたい姿を描き、そのための経営計画を立てることから始めてみてください。

これが、弊社が考える“経営計画を立てる意義”です。

 

今回は「経営計画を立てることの意義」についてご紹介しました。

冒頭でもお話ししたように、「誰かに言われたから」という理由で経営計画を立てること自体は、きっかけとして悪いことではありません。

しかし、それを毎年継続していくのは、やはり負担に感じることもあるかと思います。

現状を変えたい、将来ありたいというビジョンを出発点にして計画を立てるのであれば、経営計画そのものに意味や意義が生まれてきます。

ぜひ、3年後、5年後、10年後にどのような会社でありたいか、どのような経営者でありたいかを改めて考えてみてください。

その過程の中で、未来から逆算して経営計画を立てるという視点を持つことで、計画に対するモチベーションも大きく変わってくるはずです。

「ただ言われたから」ではなく、自らの意志で立てる経営計画は、実行力と継続性が伴い、結果として企業の成長にもつながっていきます。

ぜひ、意味のある経営計画づくりに取り組んでいただければと思います。

なお、弊社のYouTubeチャンネル「T-A.Linkチャンネル」では、経営に役立つ財務情報を毎週木曜日に配信しています。

決算書の見方や経営計画の立て方、補助金・助成金の最新情報などを分かりやすく解説しています。

ぜひご視聴・ご登録のうえ、皆様の経営にお役立てください。

 

経営計画 補助金申請 代行
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