中小企業支援ナビゲーターのティー・エー・リンクです。
今年に入り個人事業主や小規模事業者に向けた補助金・助成金の公募が出されました。
補助金をうまく活用できれば、自身の事業拡大に大きな弾みをつけることができます。
現在(2022年2月28日現在)でティー・エー・リンクが注目している補助金をまとめましたので、補助金に応募しようとお考えの方は是非ご覧ください。
2022年注目補助金【1】事業復活支援金
給付対象者:
中小法人または個人事業者で以下の条件を満たす方
①新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者
②2021年11月~2022年3月のいずれかの月(対象月)の売上高が、
2018年11月~2021年3月の間の任意の同じ月(基準月)の売上高と比較して50%以上または30%未満減少した事業者
(引用元:事業復活支援金事務事業, 「事業復活支援金」, https://jigyou-fukkatsu.go.jp/)
特徴:
新型コロナウイルスによる影響を受けた事業者に向けた支援金となります。中小法人だけでなく、フリーランスを含む個人事業主も対象となります。また、給付対象者であれば業種や所在地を問わず給付対象となります。
(参照:事業復活支援金事務事業, 「事業復活支援金」
https://jigyou-fukkatsu.go.jp/ )
中小企業庁長官官房総務課「事業復活支援金の詳細について」
https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_fukkatsu/pdf/summary.pdf)
【注目ポイント】
2021年11月から2022年3月までの5ヶ月分の厳しい状況となった事業者に対して出される補助金です。個人事業主は売上高減少率が30%から50 %であれば30万円、売上減少率が50%では50万円支援金を受けることができます。
法人の場合は売上規模にもよりますが、最大で250万円となっています。
動画でも解説しているのでぜひご参考ください
2022年注目補助金【2】IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業)
給付対象者:
従来の IT導入補助金と同じく、中小企業に対する支援となります。
「複数者連携IT導入類型」については商工団体や商業活性化、観光信仰などの担い手として事業に参画する団体、複数の中小企業・小規模事業者により形成されるコンソーシアムが対象です。
特徴:
インボイス制度への対応を見据え企業間取引のデジタル化を推進する目的があり、ITツールの導入補助に加え、PC等のハード購入補助等も行えます。また小売業であれば、レジ・券売機などの購入も補助対象となっています。
「複数社連携IT導入類型」では会計ソフトや決済ソフトなどのITツール、ハードウェアの導入、ITツール導入による事務費・専門家費なども補助対象です。
【注目ポイント】
パソコンやタブレットなどにも出る補助金は珍しく、パソコン・タブレットで最大で10万円、補助率50%で支援されることとなります。レジ・券売機などには、補助金上限額20万円、補助率50%で支援されます。
各都道府県や各市区町村であるような「テレワーク助成金」などでは、パソコンに対して助成がされることはありますが、全国規模の補助金という形で、パソコンとかタブレットが補助金対応であることは珍しいでしょう。
2022年2月28日時点ではまだスケジュールが未定となったままですが、パソコンの買い替えや新規導入をお考えの方には、ぜひこのIT導入補助金を活用しましょう。
(参考:中小企業庁, 「サービス等生産向上IT導入支援事業(IT導入補助金)令和3年度補正予算の概要 中小企業庁」)
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2021/hosei/IT.pdf
2022年注目補助金【3】小規模事業者持続化補助金
給付対象者:
商工会議所の管轄地域内で事業を営んでいる「小規模事業者」及び、一定の要件を満たした特定非営利活動法人(宿泊・娯楽業を除いた商業・サービス業であれば従業員5名以下、サービス業のうちの宿泊業・娯楽業であれば従業員20人以下、製造業等々の場合は従業員20名以下)
(参照:「令和元年度補正予算 日本商工会議所 小規模事業者持続化補助金
特徴:
赤字など業況が厳しい中でも、賃上げ等に取り組む事業者や、事業規模の拡大に取り組む事業者向けに特別枠を創設し、補助率や上限額を引き上げます。
【注目ポイント】
それぞれの補助されるカテゴリーで上限金額、補助上限金額があるため、これから取り組もうとしているものがどのカテゴリーかを確認しながら申請いただけると良いでしょう。
新型コロナウイルス感染症が流行して以降、注目され始めた小規模事業者持続化補助金ですが、実はコロナ以前からも出されていた補助金です。
注目される以前は申請の採択率も8割、高い時には9割くらいの確率でしたが、新型コロナウイルス流行後は申請が殺到した事態となり一時的に採択率は下がったことも。
現在は、採択率が戻ってきている状態なので、ぜひ応募にトライしていただきたいです。
さらに、何度も申請できる補助金であることも特徴の一つです。
以前一度申請して採択され、取り組みをして1年経った後でも、再度申請が可能です。
一度採択された方でも、さらに事業拡大を目指して再度申請にチャレンジしていただくことも良いでしょう。
動画でも解説しているのでご参考ください!
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補助金の要項をみても、
・自社が補助金給付対象者なのかわからない
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常に補助金の情報収集を行なっているからこそ、お客様にあった補助金をお勧めすることも可能です。
初めて応募する方でも、数値計画や事業計画の内容を一緒に整理しながら作成するので、一人で書くよりも時間短縮にも繋がります。また、審査員が気になるポイントも抑えた上で書かせていただくため、読んで伝わる申請書を書くことが可能です。
お問い合わせの流れや詳しいサービス内容は事業案内ページよりご案内しております。
ぜひこちらもご参照ください。
また、下記記事にてもティーエーリンクの補助金申請書作成サポートについて詳しくご紹介しています。