経営計画の作成と進捗管理支援、補助金や助成金の申請サポートを通じて
経営者の財務のお困りごとを解決するコンサルティング会社、株式会社ティー・エー・リンクです。
弊社は、決算書や毎月の試算表を見るのが苦手な経営者に対して、
決算書や試算表の見るべきポイントを分かりやすく解説。
いま起こっている財務・会計上の課題を的確に抽出するとともに、
経営者が描く「将来の目標」「未来のありたい姿」から逆算しながら
経営計画を一緒に作成するサポートを行っております。
今回は私がこれまで多くの経営者とお会いした中で感じた
成果を出せる経営者の特徴を3点にまとめました。
お読み頂いている皆様さんが、
今以上に成果を出し、業績を伸ばすヒントや
きっかけにしていただければと思います。
目次
成果が出せる経営者の特徴【1】現状の把握をしっかり行える
(1) 定量的・定性的に現状をしっかりと分析
(2) 課題や問題の深掘りができている
成果が出せる経営者の特徴【2】ビジョンや目標を掲げて公言している
(1) ワクワクする目標を掲げられている
(2) 目的・目標を掲げ公言している
成果が出せる経営者の特徴【3】PDCAサイクルを適切に回すことができる
(1) タイムリーに、現状を把握ができる
(2) リアルタイムに改善の手立てを考え行動に移せている
![経営計画 補助金申請 代行](/wp-content/uploads/2022/04/9636dcf4b51bb61bba7d0dae9d19fb7a-1024x576.jpg)
成果が出せる経営者の特徴【1】現状の把握をしっかり行える
まず一つ目の特徴は、「現状の把握をしっかりと行っている」ことです。
ここには二つの重要なポイントがあります。
![経営者 成果 黒字 成功](/wp-content/uploads/2023/05/612f43071a2a0f44423b8bcb86c93e1a-1-1024x576.jpg)
定量的・定性的に現状をしっかりと分析
まずは、定量的、そして定性的に現状をしっかりと分析していることが大切です。
ただ単に会社の状態が良いか悪いかを評価するのではなく、
決算書や営業管理情報などを参照しながら
「この部分が良いからうちの会社は業績が良い。」
「ここが今苦戦しているから、自社の業績が悪い。」
と定量的に分析することが求められます。
現状分析を数値的にできると
「強みをどのように活かせるのか。」
「課題はどのように克服できるか。」
を考えやすくなります。
以上のように現状をしっかり現状把握・現状分析できる経営者は改善の手立ても打てるようになるため、経営が成功しやすいと私は考えます。
課題や問題の深掘りができている
二つ目のポイントは、課題や問題をただ捉えるだけでなく、
「課題や問題の深掘りができる」ことです。
例えば、「なぜ営業成績が低いのか」と問題を捉えた場合、
「営業訪問回数が少ないから業績が低い」と分析できるでしょう。
さらに「なぜ営業の訪問回数が少ないのか」を
もう一段階・二段階突っ込んで分析できると良いでしょう。
このような深い分析が可能な経営者や組織は、
改善のポイントを明確に特定しやすい状況にあります。
一時的に業績が悪かったとしても、深い部分まで改善のポイントを捉え、
次に繋げることができるでしょう。
現状の把握が行われている組織は、
どんな困難な状況に直面したり不況の中であっても強いと感じます。
成果が出せる経営者の特徴【2】ビジョンや目標を掲げて公言している
二つ目の特徴は、「ビジョンや目標を掲げている」経営者です。
ポイントを二つご紹介いたします。
![経営者 黒字 成果 成功](/wp-content/uploads/2023/05/7fb8f1c748d490339c64aa37f2515920-1-1024x576.jpg)
ワクワクする目標を掲げられている
第一にワクワクするような目標を掲げていることが重要です。
このような会社は強いというよりも、付いて行きたいと思えます。
「コロナ禍だから業績悪いのはしょうがないよね。」と言っている社長と
「コロナ禍で経営が厳しい状況だけれど、私たちの会社が目指す場所はここだ。
なんとかこの状況を打破して、目指すべき場所へと進むために一緒に考えよう!」
と公言している社長では、社員や取引先はどちらに付いて行きたくなるでしょうか。
もちろん後者に付いていきたいと考える人が多いでしょう。
泣き言を言っている経営者ではなく、どんなに辛くても、
明確な目的を掲げている経営者を社員や取引先は応援したいと思うはずです。
目的・目標を掲げ公言している
二つ目の要点として「ビジョンや目標を明確に示し、協力者が存在すること」があります。
ただワクワクする目標や目的を社長の中だけに留めてはいけません。
人の気持ちや相手が頭の中で考えていることは、覗き見ることはできませんので、
社員や取引先へ明確に表現しなければ理解されません。
経営者としては、自身が思い描く目的や目標を明確に表現し、公にすることが重要です。
そうすると、自然と社員や取引先などの協力者が現れて応援してくれるでしょう。
だからこそ、ビジョンや目標を掲げることは大切です。
成果が出せる経営者の特徴【3】PDCAサイクルを適切に回すことができる
三つ目は「PDCAサイクルを適切に実施することができる」ことです。
PDCA サイクルをしっかり回せているかは重要なポイントであり、こちらも二つほど特徴があります。
![経営者 成果 課題](/wp-content/uploads/2023/05/01e20b05948409296d32314122ce234d-1-1024x576.jpg)
タイムリーに、現状を把握ができる
一つ目の特徴「現状把握が行われている」と通ずるところがありますが、
「タイムリー」がポイントです。
1か月後、2か月後に、今月の成績が分かったとしても、改善策の打ちようがありません。
既に時は過ぎていますので、今月の成果をできるだけ早い段階で把握できるような
試算表や営業管理ツールを使用すべきでしょう。
課題に対して即時に手を打つためにも
リアルタイムでこまめに情報を把握することが大切です。
リアルタイムに改善の手立てを考え行動に移せている
二つ目は、課題をリアルタイムで改善し、実行に移せていることです。
分析をして課題や問題を特定したとしても、
そのままにしてしまう経営者がとても多いです。
課題や問題を捉えた上でそれらを解決するために
どのような行動が必要かを考え、実行に移さなければ、
改善への道は開かれません。
PDCAサイクルを(しっかりと)循環させるためにも、
行動を起こすことは重要です。
ただ考えて終わりにせず、それを行動につなげることが求められます。
成功する経営者の要素について、以下の三つの特徴を改めてまとめました。
・現状把握が行われている
・ビジョンや目標を明確に示している
・PDCAサイクルを適切に回している
これらの特徴を持つ会社は強いですし、
成果を残すことができる経営者・会社であると言えるでしょう。
![経営者 成果 成功 黒字](/wp-content/uploads/2023/05/deb17bd5bd307fcd49379fd7617489d9-1024x576.png)
いかがでしたでしょうか。
皆様の会社ではこれらを実践できていますか?
是非一度自問自答してみてください。
今からでも遅くはありません。
一つ一つ現状分析を把握するところから始め、
目標ビジョンを掲げて、PDCAを回すことにチャレンジしていただければ幸いです。
この三つの特徴の具体的な取り組み方や
「何から始めればいいのだろうか」とお悩みの方は、
是非ティー・エー・リンクへご連絡いただければと思います。
どのようなご質問でも対応させていただきます。
これまで私がお会いした経営者の中からみえてきた、
「成果を出せる経営者・会社の特徴」についてお伝えいたしました。