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中小企業支援ナビゲーターのティー・エー・リンクです。

弊社は財務の数値を見ることが苦手な経営者に代わり、決算書を詳細に解析して、お客様と共に理にかなった段階的な事業計画を打ち立てるお手伝いをしている会社です。

今回は、弊社がこれまで解決してきた実績の一例として、お客様のお声をご紹介。

「経営にまつわる財務課題と解決」をテーマに対談形式のブログ記事をお届けします。

インタビューに応じてくださったのは、システム開発・運営を手がける「ザ・プラント株式会社」代表、Anatole Varin(アナトール・ヴァリン)さん。ご相談当初の不安から、今後の展望までをお話ししていただきました。

財務にまつわる全てに、アドバイスを求められる存在を探していた

財務コンサルティング 経営計画

弊社代表 田中 亮(以下、田中):まず初めに、「ザ・プラント株式会社」の概要をお伺いしてもよろしいでしょうか?

アナトール・ヴァリンさん(以下、アナトール):弊社はコンピューターソフトウェアにまつわる、システムの開発と運営を事業にしています。具体的なサービス内容としては、自社開発のプラットフォームを用いた多言語対応のオンラインストアの展開や、コンテンツマネジメントシステムの開発・運営。ITの課題に対したソリューションの提供などを行っております。

田中:専門性の高さに目眩がしてきました(笑)。ここでは簡単に「言語にとらわれない国際的なITプロフェッショナル集団」と、とらえても構いませんか?

アナトール:問題ないように思います。事実、弊社もIT課題に対して解決策を導き出すことを得意にしているものの……経営、特に財務課題に対して苦手を感じていたのがお付き合いのキッカケなのですから(笑)。

田中:財務は、業務内容を問わず多くの企業経営者が頭を悩ませるポイントです。最初にご相談をいただいた際、アナトールさんは具体的にどのような課題を感じられていましたか?

アナトール:正直なところ、どこから着手をすればいいのか……「分からないことが分からない」状態であったと言っても過言ではありません。

田中:そのようにおっしゃる方は多いです。決算書には普段の会話では出てこない専門用語が並んでいますし、数値がたくさん並んでいるように見えるため訳がわからなくなりますよね。

アナトール:会社を成長させていくために決算書が読めるようになること、財務分析できるようになることは必要不可欠。と、理解はしていて、お付き合いのあった会計事務所に相談してみようとも思いましたが、お忙しそうで気軽に質問することが難しかったのです。

ティー・エー・リンクの「MAS監査(マネージメント・アドバイザリー・サービス)」依頼の背景には「財務上の課題に対し、包括的にアドバイスを求めたい」想いがありました。

売上アップで資金が減る? 増税をキッカケとして財務管理の重要性に直面

田中:財務コンサルティングの目線から提供するMAS監査は、会社のお金の不透明を全て明瞭化したうえで、経営計画の考案と実行・サポートを承るサービスです。

言ってしまえば、経営が順調に思えるうちは依頼の必要性を感じる機会も少ないはず。

アナトールさんのなかで、経営に危機感を覚える、直接的な出来事やタイミングはあったのでしょうか?

アナトール:大手企業からの受注・売上が大幅に想定を超えてしまったことで、税金も驚くほど高額になってしまった時でしょうか。

「売上が上がったけれど、同時に出ていくお金も増えてしまった」事態に見まわれたことから、財務管理を喫緊の課題としてとらえるようになったのです。

田中:利益を出せた金額がそのまま会社のお金の増加に繋がると錯覚してしまう経営者が多いですが、アナトールさんはそうでないことに税金の多額の支払いをキッカケに気づかれたのですね。

アナトール:そもそも、いつ・いくら支払うのか。その後、会社に残るお金はどのくらいなのか……。税金の動きを正しく把握できていないままに経営を進めていたことは、事業開始当初からの不安でもありました。

田中:財務に関する総合的なアドバイザーを欲されていた過去を鑑みるに、税金以外にも懸念事項を残されていたのではないでしょうか?

アナトール:税金以外で言えば、CF(キャッシュフロー)の認識も不十分でした。当時は、経営目標も「なんとなく」で立てていたのです。1年計画(単年度計画)も ままならないのだから、それ以上細かいスパンで区切られた計画など考えようもありません。

田中:経営指標や事業計画を全く立てていない企業などありませんが、その解像度は経営者の認識によって異なります。ご自身の直感で事業指針を立てられる方も少なくありません。

……そう考えると、アナトールさんの仰っていた『財務に関し総合的に相談できるアドバイザーが欲しい。』とは、財務に苦手意識を感じる経営者がアプローチできる、最も手軽かつ、賢明な対処法のように思います。

財務コンサルティングが経営計画をサポート、もう暗礁にはのりあげない

アナトール:ティー・エー・リンクに資金繰りについての疑問を投げることから始まり……今はアドバイスを参考に1年の経営計画を立て、計画達成から逆算した月単位の売上と利益を一緒に振り返ることまで、できるようになりました。

田中:クライアントの目標達成へ少しでも近づけることが弊社の仕事です。目標を達成させるため……月ごとの売上・利益、経費、商品別の売上などの達成率を確認、前期同月・前期比の細かな確認を欠かすことはできません!

アナトール:達成と未達成の変化をチェックするだけではなく、解析したデータを資料に落とし込んでくれるのも良いですよね。第三者にも説明がしやすいですし、それこそ、売上も取引企業ごとに細かに確認・分析をしてくれるため、状況の急変化に理解が追いつかなくなる状況に陥ることもなくなりました

田中:弊社としましては「ご相談を決断されたタイミングもよかった」。と、振り返ります。そう申しますのも、予期せぬ売上の急拡大(縮小)のなかで、誤った舵取りをしてしまう経営者は決して少なくないからです。

アナトール:良い意味でも悪い意味でも原因のわからない未曾有の事態に襲われれば、財務を苦手とする経営者は皆混乱してしまうことでしょう。当然まともな判断などできないように思います。

田中:当たり前のことですが、財務に限らず問題は原因を追求して、初めて効果的な対処法を考えられるようになります。もちろん、異常事態に限った話だけではありません。月ごとに細かくデータを残しておくことで、予測やご提案の精度向上も期待ができます。

アナトール:こうやって決算書の内容であったり毎月の業績を、月1回の定期ミーティングで分かりやすく解説してくれるため、少しずつ財務の見方がわかるようになってきました

財務コンサルティングの本質は?精度の高い経営計画は第三者だからこそ

アナトール:数字で言えば、ティー・エー・リンクが見てくれる数字は会社のお金だけではなく、たとえば「採用活動」など。経営判断に関わる数字を見てくださる安心感があります。

田中:もちろん、求人にも経費は必要ですし、人件費は採用人数によっても変化してきます。現在のお金の動きの把握だけでなく、経営判断に伴った「未来のお金の動き」にまで気を配る必要があると考えています。

アナトールティー・エー・リンクはさらに踏み込み、社内状況を聞いてくれたり、社員の様子も気にしてくれますよね。あのフレンドリーさも、財務のプロフェッショナルの仕事なのですか(笑)?

田中:嬉しいです、ありがとうございます。まず、優先されるのはクライアントのビジョン。そのうえで、どう弊社が併走できるかを考えると、数字の把握を前提として……弊社もクライアントの事業を私ごとのように捉えることも大事な要素だと考えています。第三者の目線、社外だからこその付き合い方をフルに発揮しなければ本当の意味でパートナーと呼べないような……?

お節介かもしれませんが、弊社ができる全てで事業をお手伝いしたい想いは常に持っていますよ(笑)。

 財務コンサルティングとパートナーを結んだその先、今後の展望は?

田中:最後に「ザ・プラント株式会社」の今後の展望をお聞かせください!

アナトール:財務を一任できることで、本業にさらに本腰を入れられるようになりました。新しいクライアントとのお付き合いも決まり、収益・売上もどんどん上がっていく見通しがつくようになり、会社をどんどん大きくしていくビジョンを明確に持つことができるようになりました。その一方で2024年を目標に、『日本で一番働きたい会社にしたい』展望をも描いています

田中:「働きたい会社」ですか?

アナトール:IT業界は、「人材の取り合い」が叫ばれる業界です。給与含め社員の待遇をよくし、優秀な人材が安心して働ける会社にしたい想いを持っています。

田中:採用に人材の運用にシビアな目線が求められる業界ならではの展望のように思います!

アナトール:働きやすい会社を目指すのであれば、人材への投資のほか、開発事業や設備投資にも敏感にならなければなりません。そうなると、お金の運用もやはり計画的に、さらにシビアに見ていく必要がありますね(笑)。2024年のビジョンに向けても、ティー・エー・リンクと一緒に目標と課題、資金運用を考えていくつもりです。

田中:それではそのビジョンを実現させるべく、さらに全身全霊でご支援させていただきますね。今日はお忙しい中インタビューをさせていただきありがとうございました。

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