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個人事業主・起業家向け経営計画書作成サポートをご紹介

「企業の輝く未来を導くナビゲーター」のティー・エー・リンクです。

事業継承や資金繰りなど様々な財務の悩みを持つ経営者に、経営計画書作りと月次の進捗確認を通して会社のあるべき姿へ歩められるサポートをしています。

経営者様の中には経営計画書を初めて作る方にとっては、作成項目はわかっていても何を書き記すべきなのか、どのように書き進めていくべきなのか困った経験はないでしょうか。

企業はもとより、そもそも起業したばかりの方や個人事業主も経営計画書作りは必要なのでしょうか?

今回は起業家・個人事業主向けの経営計画書作成サポート「はじめてのけいかく」をご紹介。

ティー・エー・リンクでYoutubeの動画編集やコラム運用を担当している笹口が経営計画書作りを体験しました。

実際の経営計画書づくりの内容やどんなサポートが受けられるのかをご紹介いたします。

個人事業主・起業家が経営計画書を作成すべき理由

経営計画書作成 サポート

経営計画書を作成することで、下記のようなメリットが得られます。

・会社としてあるべき姿を描き、将来の見通しが立てやすくなる

・計画を立てることで資金繰りも把握しやすくなる

・経営改善のサイクルが整い、会社が成長しやすい環境を整えられる

・周囲に事業説明しやすくなり、共感が得られやすくなる

一方で、個人事業主やフリーランスの中には経営計画書を立てずに経営されている方も多いでしょう。

コンサルティングの方や会計事務所にも、創業したては事業計画がいらないと提唱されている方もいますし、実際に、起業家の方で「計画に拘りすぎて身動きが取れなくなるのではないか」と心配される方もいらっしゃいます。

「経営計画は頭の中でできるのでいりません」と書に起こす必要性を感じない方もいます。

しかし、ティー・エー・リンク代表田中は個人事業主や起業家も、経営計画書を立てる意義は十分大きいと考えます。

事業をがむしゃらにただひたすら頑張ることもできますが、目的とは遠回りなやり方で進めてしまいかねません。

実際に計画を立てておくことで、「販売数を来年まで今の倍に多く増やすこと」と経営で頑張るべき部分をより具体的にイメージでき、計画が事業成長の物差しとして機能します。

どんな大きな企業も初めは個人の「こんなことを実現したい」という気持ちからスタートしています。

その大きな目標に向かって進む時に、経営計画書は事業主にとって羅針盤となる存在になってくれるのです。

また、自身の事業を他人に説明しやすくなるツールとしても、経営計画書は活用できます。

特に資金調達の面において、金融機関への融資説明や補助金申請の際には、経営計画書や事業計画書の提出は必ず求められるもの。

経営計画書を持つことで、自身の経営環境を有利に整えることにもつながるのです。

個人事業主・起業家向け経営計画書作成サポートの中身

ティー・エー・リンクでは、経営計画書の作成手順を以下の順で進めていきます。

・販売力分析

・体力分析

・経営理念の策定

・目標設定

・売り上げ計画策定

・経費計画策定

・月次計画策定

それぞれの分析・策定目的や内容を細かくみていきましょう。

販売力分析

自ら置かれている環境を自己採点し、事業としての強みがどこにあるかを探ります。

事業ごとに市場性や品質、価格など項目ごとに自己採点をつけていき、各事業の平均点として数値化されることで客観的に自分の強みがどこにあるかを確認します。

また、表をみながら、現時点での事業に対する課題も洗い出していきます。

体力分析

体力分析では基礎力・組織力・発展力の3つのパートに分けて、コンプライアンスや働く環境など組織内部の力を判断していきます。

各項目に関連した質問に答えていき、点数化して自己採点することで、客観的な数値として確認。

外部環境や市場に左右されない部分での改善点を再認識します。

・基礎力

身だしなみや福利厚生の充実度など事業を行う上での基礎的な部分の確認。

・組織力

社内秩序、組織としてまとまっているかを判断

(※一人事業主の場合は、組織力の項目はスキップします)

・発展力

自己投資や新規事業開発など競争を生き抜く力をはかる

経営理念の定義策定

企業の未来の姿をミッション(使命)、ビジョン(将来像)、バリュー(行動基準)という形に落とし込みます。実は経営計画策定の肝とも言え、将来のありたい姿を描くことで、この後の工程にある目標値や具体的な数値への落とし込みがやりやすくなります。

個人事業主やフリーランスであれば、将来の夢やどんな風に仕事をしたいかといった働き方や人生を考えることにもつながるでしょう。

抽象的であり普段から考えたことが無いという方でも、問いかけや対話を通してイメージを引き出し、言葉へ落とし込んでいきます。

目標設定

経営理念を元に5年先までの「売り上げ・生産性」「商品・サービス」「その他」に分けて目標を立てていきます。いつまでに、何を達成しておくべきかを明確にすることで、事業を伸ばすペースも併せて掴みます。

例えば、フリーランスで3年後に海外進出し仕事を受注するのであれば、1年目と2年目で達成すべき目標や必要な売上高を考える必要があります。また、海外へ行くのであれば英語の勉強も必須になるでしょう。

売り上げ計画

経営理念の策定から目標設定で言語化した将来像を数値目標という形で落とし込んでいきます。

掲げた目標を達成するために、具体的に案件をいくつ受注すべきなのか、誰から受注すべきかを見直すことで、事業ごとの収益性や単価設定など具体的な数値を決めていきます。

月次計画

年単位で描いた売り上げ計画を、月毎の行動計画へと落とし込みます。

年間での売り上げ目標に達するにはどの事業・サービスを月毎にどれだけ売り上げる必要があるのか細かく見えることで、具体的に起こすべきアクションを定めていきます。

経費計画

経費や生活費なども含め支出を計算し、毎月の利益がどの程度残るのか予測立てていきます。

特に飲食や製造業に近い形であれば、毎月の原価に伴う経費が判明することで、より利益を意識した計画を立てることができます。

経営計画作成を通して将来の見通しを立てられる

経営計画書 作成 サポート

実は、本コラムを書いている笹口は個人事業主として独立してから1年未満。

サラリーマンとは違った働き方に慣れることに精一杯で、まだ将来については固まったビジョンを描いていません。

・経営計画書は書いたことが一切なく、財務の知識もほとんど無い

・直近のこともわからないのに、3年後、5年後の目標は立てられるのか

・まだ事業の構想があやふやなイメージのままで言語化できていない

さまざまな不安を抱えつつ、個人事業主向けの経営計画書作成サポート「はじめてのけいかく」を受け、人生で初めての経営計画書づくりに取り組みました。

今回は沖縄からZoomオンラインでやりとりしつつ、2,3週間に1項目というペースで計画づくりを進めます。

基本的には田中のファシリテーションをもとに、対話を通して計画書づくりを進めていきます。

自分の事業でどんなことを実現したいのか、3年後には何を達成したいのか。

人に話すことでだんだんと将来像も固まり、自分の未来の姿を想像することの楽しさを感じていきます。

個人事業主として働いていると、目の前の仕事に一生懸命になりすぎて目標やこの先どうありたいかを考える時間は後回しになりがち。

3週間ごとに1回、自分の将来について考える時間を強制的に取れたことで、日々の仕事への向き合い方も変わってきました。

個人的に難しさを感じた項目は、販売計画です。

ライター、動画編集、HP運用を主な事業としつつも具体的にどんな形で集客、単価をあげていくべきかの営業戦略が練りきれておらず、利益のあげ方を数値に落とし込むことに苦労します。

計画づくりに詰まってしまった時には、自ら立てた経営理念に立ち返り、事業全体を見直しました。

経営計画書作成 サポート

全ての項目を書き終え、経営計画書も無事に完成。

サポートを受けながら、財務知識がゼロの状態でも計画を形にすることができました。

計画づくりの機会がなければ、収入をあげる手立ても「なんとなく」の感覚で日々を過ごし、支出を改めて意識することもなかったでしょう。

立てた目標と計画はたてて終わりではなく、活用してからが本番。

現在は計画進捗として毎月1回計画を振り返る時間をいただきながら、経営計画書に基づいて決めたアクションができているのか確認していきます。

「はじめてのけいかく」は通常企業向けに提供している経営コンサルティングよりも、個人事業主・起業家向けに特化した経営計画書作成サポートです。

例えば個人事業主の販売計画では利益が売り上げに大きく左右されるため、「はじめてのけいかく」では、あえて単価と数量まで売り上げを細かく考えます。

計画づくりが初めての方も多いため、一回の打ち合わせにつき1~2時間と多く時間をとって作成者のテンポに合わせた経営計画書づくりを心がけています。

価格の面や将来の目標の立て方は、田中自身が創業時悩んだ点だからこそ、作成者に寄り添ったアドバイスも可能です。

個人事業主、フリーランスで経営計画を作ってみたい方はぜひお気軽にご相談ください。

もちろん普段の企業向けコンサルティングも承っていますので、詳しくは事業内容を是非ご覧ください。

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