経営計画の作成と進捗管理支援、補助金や助成金の申請サポートを通じて経営者の財務のお困りごとを解決するコンサルティング会社、株式会社ティー・エー・リンクです。
弊社は、決算書や毎月の試算表を見るのが苦手な経営者に対して、決算書や試算表の見るべきポイントを分かりやすく解説。いま起こっている財務・会計上の課題を的確に抽出するとともに、経営者が描く「将来の目標」「未来のありたい姿」から逆算しながら経営計画を一緒に作成するサポートを行っております。
創業から年数が経ち、組織や売上規模が大きくなってくると、自社では解決に限界を感じる財務の疑問やお悩みが出てきます。
- 決算書から自社の経営状態を把握し、将来に向けて何を行うべきかアドバイスをもらいたい
- 採用や設備投資を行いたいが、自社の経営状況で行なって良いのか判断ができない
- 急に売上が上がりすぎてしまい、税金のために利益をどの程度残しておくべきかわからない
悩める中小企業の経営者にとって決算書の作成を依頼している会計事務所や税理士事務所は、経営の相談相手としてすぐに思いつく候補でしょう。
しかし、実は会計事務所、税理士事務所では上記のお悩みに応えられないケースもあるのです。
今回のコラムでは
- 組織拡大や経営改善を望む経営者が相談するべき相手は誰か
- 会計事務所、税理士事務所、ティー・エー・リンクが提供する財務コンサルティングの違い
- ティー・エー・リンクの財務コンサルティングの特徴
をお伝えいたします。
この記事を読むことで、それぞれの専門家の特徴・役割の違いや、経営改善の相談・財務についての相談先はどこか理解できるようになっているでしょう。
目次
そもそも税理士・会計士・財務コンサルタントでは専門分野が異なる
税理士・会計士の専門領域は過去の会計処理
財務コンサルタントの専門領域は未来の財務
赤字経営・自転車操業になる経営者の共通点は「無計画」 MAS監査・経営計画作成を通して自転車操業からの脱却を
MAS監査で経営改善し続けられる体制づくりを強化
赤字経営・自転車操業は「なんとなくの経営」が原因
ティー・エー・リンクの財務コンサルティングはMAS監査・経営計画作成の初心者大歓迎!
経営計画作成の実績は500社以上。経営計画作成・進捗管理支援のプロ
起業・社長業の実経験を基にしたアドバイスで経営者に寄り添ったコンサルティング
そもそも税理士・会計士・財務コンサルタントでは専門分野が異なる【赤字経営・自転車操業・経営改善の相談先は?】
多くの中小企業では毎年の決算や税の申告のために会計事務所や税理士事務所と顧問契約を結んでいます。
そのため、わざわざ財務コンサルタントを契約せずとも、自社の資金繰りを一番に把握しているであろう顧問の会計士や税理士の先生方へ相談すれば良いと考える経営者も多いことでしょう。
しかし、実は財務の専門家でもある税理士、会計士へ相談しても、財務分野の扱う専門領域が違うために、相談者が納得する答えが返ってこない恐れがあります。
税理士・会計士の専門領域は過去の会計処理
税理士、会計士、そして財務コンサルタントのそれぞれの違いは、決算処理に対する目的とどの期間の会計処理に焦点を当てているか。
会計士と税理士はそれぞれ業務範囲が重複する場合もありますが、主な役割や専門分野は異なっています。
税理士は税金に関する専門家で、企業や個人の税務申告や税金に関する助言を行い、税を不正なく納められるようにサポートすることが主な役割です。
会計士は、主に企業の財務状況に関する専門家であり、財務諸表の作成や不正報告の有無を監査する役割が中心となります。
両者の共通点は、過去に動いたお金の処理を専門としている点です。
つまり、これまで会社で動いたお金が正しく集計されたかなどに焦点が当てられ、未来に発生する資金繰りは対象としていません。
財務コンサルタントの専門領域は未来の財務
一方で、財務コンサルタントの専門領域は、未来のお金の動きです。
経営判断に伴って将来の資金繰りがどうなるのかアドバイスすることが、財務コンサルタントの役割となります。
例えば、経営の現場では
- 新規で社員を採用する資金の余裕はあるのだろうか
- 来期は設備投資を控えているが、今の売上目標のままで賄えるのだろうか。借入を検討すべきだろうか。
- 赤字の解消のためには、どの経費、固定費を削るべきなのか。打ち手としてのアクションは何か。
など、資金の動きをセットにして考えなければならない悩みがでてきます。
最適な経営判断のためには、経営資金の配分先の検討や資金繰りのシミュレーションこそ必要です。
財務コンサルタントは企業の財務状況や市場、競合環境を分析し、経営判断にどのような選択肢があるのか、選択に伴うリスクは何か、経営目標達成のために行うべきアクションは何かなどをご提案します。
それぞれの専門領域を理解した上で、ご自身の悩みにあった相談先を選ぶことは重要です。
近年では財務コンサルティングもサービスに含めている税理士事務所、会計事務所も増えてきました。
しかし、従来の会計処理業務や申告業務に忙殺されてしまい、経営分析から経営者がとるべき行動まで細かくサポートできている事務所の数は多くありません。
「組織拡大に伴い資金繰りのシミュレーションや経営計画作成を顧問の会計事務所に依頼してみたが断られてしまった」と弊社にご相談いただいたお客様もいらっしゃいました。
経営者のニーズを掴んでいる事務所でなければ相談をしたとしても、節税対策の観点からのアドバイスになってしまったり、そもそも質問に答えられない状況が発生したりと、経営者が真に求めているサポートが得られないことも発生します。
そのため、経営で抱える悩みに合わせて適切な相談先を検討することが大切です。
ティー・エー・リンクが扱う財務の領域は、未来の企業資金の動きであり、経営者がこれから行う経営判断のサポートが主となります。
弊社で提供している財務・経営コンサルティングを次章にてご紹介いたしましょう。
赤字経営・自転車操業になる経営者の共通点は「無計画」 MAS監査・経営計画作成を通して自転車操業からの脱却を
ティー・エー・リンクはMAS監査を通して、中小企業に経営計画に基づいた経営を広めていく支援をしています。
MAS監査で経営改善し続けられる体制づくりを強化
MAS監査とはマネジメント・アドバイザリー・サービス(経営支援業務)の略称です。
MAS監査の導入によって事業展開や財務の見通しが明確になり、経営のリスクも把握することができるようになります。
具体的なMAS監査の流れをご紹介いたしましょう。
まずは中期経営計画・単年度計画の作成から始まります。
企業のビジョン、ミッションを定め、企業として目指したい方向性を定めたのちに、市場分析や自社分析を通して経営環境の把握し、打ち手や経営戦略の基本方針を確認します。
将来に到達すべき地点が見えた段階で、目標に向かうための売上計画、経費計画を立案し、月次に行うべきアクションを決めていきます。
経営計画をしっかりと作り終えたのち、実績と計画上の数値の差を毎月振り返ります。計画と実数値の差が生まれた要因を考えることで、経営課題の発見に繋がり次の改善に向けた行動、施策をすぐに打つことができます。
以上のように、経営計画の立案と実行進捗管理のサイクルを継続して回すことで、経営を改善し続ける体制づくりを構築していきます。
目の前のタスクで忙しい経営者だからこそ、MAS監査を通して経営に振り返る仕組みを取り入れて、経営強化に役立ててほしいと弊社は切に願っております。
赤字経営・自転車操業は「なんとなくの経営」が原因
そもそも赤字経営や自転車操業に陥る要因の一つは、無計画での行き当たりばったりな経営です。
事業展開や経営の方向性が定まらないことで、費用対効果を検討せずに不適切な予算配分や投資が行われたり、市場の流行にのれずにビジネスチャンスを失うことにもつながります。
経営計画の作成は金融機関との融資交渉にも有利に働きます。
経営計画をもとに事業の将来展望と資金計画が示せることで、金融機関からの信頼が高まり返済能力や事業性を評価してもらいやすくなります。
加えて、資金枯渇寸前で融資に奔走するような事態も避けることができます。
経営計画作成時に資金繰りのシミュレーションを行うため、借り入れるべきタイミングも把握しやすくなり、複数の金融機関との交渉の期間を長く持てたり、有利な交渉条件を相手から引き出すことも可能になるのです。
MAS監査を通して経営計画を運用する経営は、黒字経営に向かうための第一歩とも言えるでしょう。
ティー・エー・リンクの財務コンサルティングはMAS監査・経営計画作成の初心者大歓迎!【赤字経営・自転車操業からの脱却の一歩】
続いてティー・エー・リンクの財務コンサルティングについて、ご紹介いたします。
経営計画作成の実績は500社以上。経営計画作成・進捗管理支援のプロ
弊社代表田中は業界を問わず延べ500社以上の中小企業の経営計画を作成。これまで小売業から建設業、ITなど幅広い業種の経営計画の作成・進捗管理を行っています。
また、これまでコンサルティングを受けてくださったお客様は、はじめから経営計画を立てて経営されていたわけではありません。
決算書に書かれている数値の意味がわからない、自社の経営状況が掴めなかった方へのMAS監査(経営計画作成)導入も数多くサポートしてまいりました。
加えて、弊社ではしっかりと効果を実感していただくために、長期での経営計画の進捗管理もサポートさせていただいております。
経営計画は実行に移さなければ、計画を作成した効果が半減してしまいます。
毎月1回の進捗管理では、実数値と計画上の数値を見比べつつ、経営状況の振り返りや財務諸表から見えてきた次月への経営施策を共に考えます。
ティー・エー・リンクでは、これまで長期にわたってMAS監査をご支援させていただいているお客様もいらっしゃるため、先を見据えた経営支援もお任せください。
起業・社長業の実経験を基にしたアドバイスで経営者に寄り添ったコンサルティング
弊社では経営者のアクションまで想定した財務のアドバイスを心がけています。
例えば、異動や部署統合などの事業整理が解決策だったとしても、部下や従業員のモチベーション低下や移動のための説得など実行には様々なハードルが伴います。
弊社代表田中は現役の経営者であり施策実行に伴う財務の数値と実務の感覚の両者を把握しているからこそ、経営判断に伴うアクションまで想定した上でのご提案が可能です。
また、経営者ごとに事業や組織に対する考え方ややり方が違えば、財務上の優先順位も自ずと企業ごとに異なります。
弊社は一つの解を企業に押し付けるのではなく、企業ごとの経営目標、状況に合わせた最適な情報提供を心がけます。
もちろん、弊社も経営計画に基づいた経営を行っているからこそ、MAS監査でつまづきやすいポイントや経営者が悩みやすいポイントも熟知。
初めてMAS監査を行う、経営計画を立てるお客様にも寄り添ってご提案させていただきます。
- そもそも決算書のわからない部分がわからない、
- 何から相談し始めればいいのかもわからない
- 第三者の視点で経営状況を判断してくれる人・相談相手が欲しい
といったお悩みを抱える経営者は、まずお気軽に下記のフォームより弊社にご相談ください。
課題解決のために手を付けるべき順番や活用できる補助金・助成金のご案内など、弊社より経営を改善するための初めの一歩をご提案させていただきます。
ありたい企業の姿、目標の達成を目指して、ぜひ一緒に経営を進めていきましょう。